ダイビングと生理・妊娠
生理前期には、体液量の増加と体重の増加がみられます。同時に、頭痛や感情の不安定等の精神的症状も見られます。体液量の増加と体重の増加、頭痛や感情の不安定等の精神的症状の見られる生理時期にダイビングを行うと、正確な判断が困難となる可能性がありますが、医学的に見た場合は、生理中のダイビングについては、大きな問題はないといわれています。なお、生理中のダイバーがサメの襲撃を受けやすいかについては意見が分かれており、はっきりしていません。
妊娠中の女性のダイビングについては、奇形児出産、早産、胎児の死亡の危険があります。奇形児出産、早産、胎児の死亡の危険があるため、妊娠中の女性ダイバーは、深度は18メートルを限度として、激しいダイビングを避け、身体を冷やさないようにすべきだとの意見がありますが、実際にはどの程度までの水深が安全であるかについては、確かなデータが有りません。したがって、妊娠している女性や、妊娠の可能性のある女性は、ダイビングを避けることが必要ではないかと思われます。しかし、最近の妊娠水泳スクールの盛況ぶりからも判るように、スノー家リングは、身体を冷やさないようにして行えば、適度な運動にもなり、有効な場合も有ります。ただし、胎児を低酸素にさせるような息こらえ潜水は行ってはなりません。