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ダイビング実践前の注意点

1500インストラクター,今後、余暇か活動として従来から楽しまれていたヨット、モーターボート及び親水性の海水浴、潮干狩、釣りなどのマリンレジャーに加え、スキューバダイビング、ウインドサーフィンなどのスポーツ型のマリンレジャーが進展することが予想されています。
海は、主として船舶の海上交通及び漁業の場として利用されていましたが、今後はマリンレジャーの場としても盛んに利用されることでしょう。海上においては衝突などの事故防止、資源の保護などを計るため、いろいろな海のルールがあります。一方、海は、穏やかな時でも潮流があり、また、気象の変化によって大時化となったり、陸上では予想もできないような状況になることがあります。
より安全にスキューバダイビングといったのマリンレジャーを楽しむためには、海への十分な理解が必要であります。

安全なダイビングを楽しむための無減圧潜水

無減圧潜水とは、深度に応じて定められた時間内でダイビングすることによって、海底から海面まで減圧のために停止することなく浮上しても減圧症にかかる危険性のないダイビングのことです。レジャーダイバーは、安全のために、無減圧潜水を守らなければなりません。ダイビングテーブルの使い方を確実に理解して、無減圧潜水のプランをたてましょう。なお、深度が10メートル未満のダイビングでは、潜水時間と関係なく無減圧潜水となります。


安全なダイビングを楽しむための減圧潜水の方法

安全なダイビングを楽しむための減圧潜水の方法
安全なダイビングを楽しむためには、正しいダイビングプランを立てなければなりません。正しいダイビングプランを立てる場合に配慮しなければならないことについて説明します。潜水時間が深度によって定められたある一定の時間を越えたとき、ダイビングを終えて海底から海面まで一気に浮上すると、体内に窒素の気泡が発生し、減圧症にかかります。減圧症にかからないためには、定められた潜水時間を超えてダイビングした場合には体内の窒素ガスを排出するため、浮上の際、水深6メートル、3メートルなど一定の水深で浮上を止め、数分間停止しなければなりません。体内の窒素ガスを排出するため定の水深で浮上を止め、数分間停止しなければならないようなダイビングを減圧潜水といいます。


有毒性の海洋生物

オコゼは日本近海の浅い海底に生息しており、背びれに毒をもっています。表面は、暗色のまだらで海底の岩に似た色をしているので、ダイバーがオコゼのいることに気づかず岩に手をかけた途端に刺されることがあります。刺された場合、激しい痛みが数日間続きます。痛みを和らげるには、指された痛みの部分を温水につけることが効果的です。ゴンズイはナマズを細長くしたような型をしており、長い口ひげと身体に黄色の縦縞があります。背びれに毒をもっており、浅い岩場に群れをなして生息しています。栄は尾の付け根の上側に毒のあるトゲをもっており、刺された場合は大きく晴れ上がって激しい痛みがあります。浜辺付近で目と尾だけを出して砂の中に潜っているエイの存在を知らずに、踏みつけて刺されることが多くあります。映画生息する浜辺では、エイを踏みつけないように、足を引きずるようにして進むのも一つの方法です。
クラゲには多くの種類がありますが、一般に、白っぽいクラゲは無毒で、赤や青の混じったクラゲは触手に毒があります。毒のある触手に皮膚が触れると、毒のある触手に触れた皮膚の部分がみみず腫れとなり、激しく痛みます。クラゲの多い海域でダイビングする場合は、皮膚の露出部分を少なくしなければなりません。一般的なクラゲの外観と異なりますが、カツオノエボシは、青色をしており浮袋により海面に浮いていますが、カツオノエボシの触手は非常に強い毒をもっており、死亡した事例もあります。カツオノエボシは夏場に大量に発生することがあります。イモガイは沖縄や奄美大島用の南方海域で、岩などの下や砂地の上で見られます。殻は、サトイモの型をしており色彩に富んでいます。強い毒が矢舌の先端に含まれており、矢舌の先端の強い毒に指されると激しい痛みがあり、ひどい場合には死亡することさえあるため、むやみに触ったり、拾わないようにしましょう。


日本近海に住んでいる危険な生物

タコは、穴、岩の隙間、貝殻の中などに潜んでおり、8本の足の中心部に鋭い嘴を持っています。また南方の海には、身体の表面に青いリング状の斑点のあるヒョウモンダコという強い毒をもったタコもいます。タコの力は予想以上に強く、人の頭以上の大きさのタコには勝てないので、むやみにいたずらをすることは危険です。ウミヘビは非常に強い神経毒をもっており、噛まれると死亡することもあります。一般にウミヘビは攻撃的でないため、いたずらをしない限り被害を受けることはありません。


海の危険な生物

海の中には、陸上と同様に多くの生物が住んできます。海の中の多くの生物の中には、自分を守る手段として、毒や鋭い歯を持っているものも多く、ダイバーにとって、毒や鋭い歯を持っている生物に刺されたり、噛まれたりすると非常に面倒なこととなります。しかし、自分から攻撃してくるものは少ないため、ダイバーは毒や鋭い歯を持った生物に関して正しい知識を持ち、やたらに触って被害を受けることのないようにすることが大切です。
ダイバーが海中で安全で楽しく遊ぶことができるよう、日本近海に生息している海の危険な生物の主なものを紹介します。サメの種類は豊富であり、いたるところに生息していますが、サメの習性については詳しく解明されていません。サメは嗅覚が非常に発達しており、海中に流れた僅かな血に対しても敏感に反応します。海中に流れた僅かな血に対しても敏感に反応するため、ケガをしていたり、血を流したりしている魚を持ってダイビングすることは危険です。オニカマス(バラクーダ)は南方の海域に生息しています。ダイバーが水面に浮いていたり、海中で手足をぷらぷらさせていたりすると、オニカマスに襲われることがあります。キラキラ光るものに近づいてくる習性があるので、オニカマスが生息している海域では、キラキラ光る装備は付けないようにしましょう。
ウツボは蛇を太くしたような外観で鋭い歯を持っています。一般に、岩穴などに住んでおり、ダイバーが不用心に岩穴に手を入れると、噛まれることがあります。強い力で噛むため、深い傷を負うこととなります。ウツボが生息している海域には、エビ、タコなども多く生息しています。脱歯口先が長く鋭く尖っており、サンマに似た細長い外観をしており、沖縄近海等の南方海域に多く生息しています。人に向かって突進してきて、鋭い口先で人の身体を刺すことがあります。刺した傷がひどい場合は、出血多量により死亡することさえあります。


プランクトン、土砂、生活排水、海底の泥

粒子によって視界が悪くなるのは、次のような原因があります。春先から夏場にかけて海水温度が上がると、プランクトンが大量に発生するので、冬場に比べて海中の視界は悪くなります。プランクトンが大量に発生する極端な例は、赤潮です。雨が上がった後は、陸上から大量の土砂が海へ流れ込んできて、海岸近くの海が濁ることがあります。河口や人家の多くあるところに近いと、生活排水が海に流れ込んでいるため、一般に視界が悪くなっています。海底の底質が泥の場合、ダイバーのフィンのちょっとした動きで泥が巻き上げられ、視界が悪くなります。ダイバーのフィンのちょっとした動きで泥が巻き上げられ、視界が悪くなった場合はしばらくじっとしていると、泥は再び沈降して、元の視界に戻ります。


海中での視界

視界に影響を与える要素は、光の量と空間に浮いている粒子の状況です。陸上の状況で説明すると、夜間は光の量が不足するため暗闇となり、雨や霧の場合は空間に多量の粒子があるため視界が遮られます。ダイビングにおいては、陸上の場合と同様にライトを点けると光の届いた範囲は見えます。しかし、ドロの巻上げやプランクトンの大量繁殖によって視界が遮られている場合には、ライトの光が粒子によって反射され、視界がよくなりません。ひどい場合は、自分の手先さえ見えないことがあります。自分の手先さえ見えないような場所でダイビングすると、バディとはぐれたり、自分の位置がわからなくなったり、また、パニックに陥りやすくなるため非常に危険です。


水温の変化

一般に深度が深くなるにつれて水温は下がりますが、部分的に水温が高い(低い)場所があります。部分的に水温が高い(低い)場所は暖かい(冷たい)潮の流れが海中へ流れ込んでいるためであり、分的に水温が高い(低い)場所は暖かい(冷たい)潮の流れが海中へ流れ込んでいる層を過ぎるとまた冷たく(暖かく)なります。分的に水温が高い(低い)場所は暖かい(冷たい)潮の流れが海中へ流れ込んでいる層を過ぎるとまた冷たく(暖かく)なる水温の変化は、ダイバーに特に重大な影響を与えるものではありません。


波の危険

海岸線からダイビングする場合は、並みの影響を強く受けます。海岸線では波が砕けますが、海岸線付近にダイバーがいると、波が大きい場合は身体ごと飛ばされる場合があります。また、波が小さくても身体のバランスを崩すことになります。さらに、海岸線付近は、沖から来た波が底に沿って沖へ戻っていくので、沖から来た波が底に沿って沖へ戻っていく底流により足元をすくわれることもあります。また、磯場など浅くて地形が複雑な所は磯波が立ちますが、磯場など浅くて地形が複雑な所の磯波にもまれると岩などで負傷することがあるので、磯場付近でのダイビングは避けられなければなりません。


並岸流(ロングショアカレント)

並岸流とは、長い直線状の海岸背へ沖から向かってくる流れが海岸線にぶつかった後に海岸線と平行の方向に流れる海水の流れのことです。岸に近いからといって油断していると、長い直線状の海岸背へ沖から向かってくる流れが海岸線にぶつかった後に海岸線と平行の方向に流れる海水の流れによって遠くまで流されてしまうことがあります。流れに乗ってしまったときの借置は、リップカレントの海底の岩をつかんで這うように進んでいくのと同様です


リップカレント

リップカレントとは、沖から海岸線へ向かう一定の波が海岸線にぶつかって引き返す際に、水路や海底にある岩の影響で一ヶ所に集まり、強い流れとなって沖へ流れる海水の流れのことです。波が砕けておらず、濁った水が沖に向かって流れている所は、リップカレントがあることを示しています。ダイビングは、波が砕けておらず、濁った水が沖に向かって流れているリップカレントのような場所では行わないことが鉄則ですが、万が一、強い潮の流れに捕まったら、海中をフィンを使って潮の流れに逆らって進むことは困難ですから、海底の岩をつかんで這うように進んでいきます。


潮流

潮流とは、潮の干満によって約6時間ごとに流れの方向が逆流する局地的な潮の流れです。潮の流れの方向が逆転する再に一時的に潮の流れがとまる時間帯が有ります。潮の流れの方向が逆転する再に一時的に潮の流れがとまる時間帯にダイビングを行うようプランを立てましょう。潮流は、陸地や海底の地形に大きく影響され、複雑な流れとなるので、複雑な流れの地域特有の流れを十分理解して、沖に流されるなどの事故が発生しないように注意しましょう。


潮の流れ

陸上で風邪が吹くのと同じように、海では潮の流れが有ります。ダイバーは、水中でフワフワと中世浮力をたもって浮いている状態ですから、潮の流れが有る場合は潮の流れの影響をまともに受けて流されてしまいます。潮の流れが強い場合、どんなにトレーニングを積んだダイバーでも潮に逆らって沈むことはできません。ボートダイビングにおいて、ボートから飛び込んだとたんに潮に流されていったという話もあります。潮に流されていったという話もあるため、特にレジャーダイバーは、潮の流れのないときや流れの弱いときにダイビングしなければなりません。潮の流れは、地形などの影響でダイビングの地域独特の流れが有るので、ダイビングの計画を立てるにあたっては、事前に地元のダイバーや漁業関係等から多くの情報を集めるようにしましょう。


浮力

ダイバーの浮力に影響を与えるのは、スーツ、ウエイト、B.C等ですが、フィンのキックによる推進力でも浮力を補うことができます。快適なダイビングを楽しむためには、浮力の調整が非常に大きな問題です。特に初心者にとっては、ウエイトが重過ぎると、ボートから飛び込んだ途端ボートから飛び込んだまま沈んでいくこととなり、また、軽すぎると、海面でばたばたするだけど一向に潜ることができません。ダイビング中には、ウエットスーツの浮力は深度によって変化するため、海面付近では適当なウエイトであっても、潜るにしたがって浮力が減少します。
ウエットスーツの浮力の現象を補うため、B.Cをこまめに操作することは面倒なため、フィンを使って身体が沈まないようにします。特に初心者においては、身体が沈みだすとあわててしまい、フィンを使うことを忘れてしまいがちです。少々ウエイトオーバーであっても、フィンを軽く動かすだけで浮力は十分確保されます。フィンを軽く動かすだけで浮力が十分確保されるため、B.Cの取扱いに慣れることは無論ですが、陸上で歩くことと同じように、水中でも自然にファンが動かせるようにトレーニングしましょう。ウエイトの量は、体重の約10%が標準ですが、肺いっぱいに空気を吸い込んだ状態では身体が水面に浮き、肺の中の空気を吐き出した状態では、身体が沈むようになるように、個人の特長によってウエイト量の修正をする必要があります。


水中で起こる様々な変化

水中では物が大きく、かつ、近く見えます。水中で物が大きく、近く見えるため、ものに掴まろうとしたり、捕まえようとしたりしても、手が届かないこともあります。隙間等の広さは、実際は自分が見たほどは広くないため、隙間に身体を入れようとしても入らないことや、身体の一部がひっかかったりすることもあります。また、色も変化しますので、図鑑などで知っている改定の景色や坂加の色などは、実際自分の目で見た景色とは違って見えます。水中で物が大きく、近く見えたり、隙間等の広さが実際より広くなかったり、色の変化などのように自分の意思とは異なった現象が起こると、初心者のダイバーはパニックに陥りやすいので、水中で起こる様々な変化について十分理解しておきましょう。


水中の環境

水中ではあらゆることが陸上での条件と異なってきます。光の吸収・屈折による物の色・大きさの変化、波や湖の流れによる身体のほんろう、自分の手先も見えないような視界不良など様々な変化が起こります。光の吸収・屈折による物の色・大きさの変化、波や湖の流れによる身体のほんろう、自分の手先も見えないような視界不良など様々な環境の変化を十分理解して、美しい海底の地形、魚との出会いなど陸上では体験できないダイビングの楽しみを安全に味わいましょう。


高地にある湖でのダイビングの注意

高地では大気の圧力が海面付近と比べて低くなるので、高地にある湖でダイビングを行う場合は、海面から潜ることを前提として作ってあるダイビングテーブルを海底から潜るように使うことはできません。海面から潜ることを前提として作ってあるダイビングテーブルを使えないため、高地ダイビングでは、実際に潜る深度に修正を加えた深度で、ダイビングプランを立てる必要があります。高地ダイビングでは、特別に作られたダイビングテーブルがありますので、高地ダイビングのために、特別に作られたダイビングテーブルを使用します。


ダイビング後の飛行機による減圧症の注意

ダイビングを終了して直ぐに飛行機に乗ると、上空では海面付近に比べて気圧が低くなるため、体内に溶け込んでいる窒素が気泡化して、減圧症にかかることがあります。上空では海面付近に比べて気圧が低くなるため、体内に溶け込んでいる窒素が気泡化して、減圧症にかかることがあるため、ダイビング終了後直ぐに飛行機に乗るような計画は立ててはいけません。ダイビング終了後12時間は地上で休息し、ダイビング終了後12時間地上で休憩した後、飛行機に乗るような余裕のある計画にしましょう。


ダイビングと生理・妊娠

生理前期には、体液量の増加と体重の増加がみられます。同時に、頭痛や感情の不安定等の精神的症状も見られます。体液量の増加と体重の増加、頭痛や感情の不安定等の精神的症状の見られる生理時期にダイビングを行うと、正確な判断が困難となる可能性がありますが、医学的に見た場合は、生理中のダイビングについては、大きな問題はないといわれています。なお、生理中のダイバーがサメの襲撃を受けやすいかについては意見が分かれており、はっきりしていません。
妊娠中の女性のダイビングについては、奇形児出産、早産、胎児の死亡の危険があります。奇形児出産、早産、胎児の死亡の危険があるため、妊娠中の女性ダイバーは、深度は18メートルを限度として、激しいダイビングを避け、身体を冷やさないようにすべきだとの意見がありますが、実際にはどの程度までの水深が安全であるかについては、確かなデータが有りません。したがって、妊娠している女性や、妊娠の可能性のある女性は、ダイビングを避けることが必要ではないかと思われます。しかし、最近の妊娠水泳スクールの盛況ぶりからも判るように、スノー家リングは、身体を冷やさないようにして行えば、適度な運動にもなり、有効な場合も有ります。ただし、胎児を低酸素にさせるような息こらえ潜水は行ってはなりません。


ダイビングと女性

最近、女性ダイバーを非常に多く見かけるようになりました。女性がスキューバ・ダイビングを行うようになったのは、世界的にも比較的最近のことです。したがって、ダイビングが女性に与える医学的な影響については、研究がまだ少なく、明確になっていません。日本では、昔から海女が活躍していますが、日本で昔から海女が活躍していることから考えてみた場合、女性がダイビングに適さないとは言えません。
身体の脂肪組織は、血管の分布が粗いため、熱が伝わりにくく、熱の伝達を防ぐ遮断材として働きます。女性の脂肪量は、男性の脂肪量より多いため女性は男性の脂肪量より多い点においては、女性は体温を外へ伝えにくく、男性に比べて寒さに強いといえる。しかし、熱の発生源は筋肉であり、筋肉の熱の発生量は、女性は男性に比べて少ないために熱の生産量が低く、また、女性の身体は男性に比べて起伏に飛んで表面積が広く、女性の身体は男性に比べて起伏に飛んで表面積が広い分、熱が発散しやすい。女性の身体は男性に比べて熱が発散しやすい点を考慮すると、女性が寒さに強いとは断言できません。ダイビングでは、深度が深くなるにつれて水温が低下します。男性女性とも、ダイビングスポットの水温にあわせて保温性のよいスーツを着用することが大事です。


体調・健康面での注意点

医学的にダイビングに支障のない人でも、病気にかかっている場合は無論のことダイビングの日の体調によってはダイビングできないこともあります。医学的にダイビングに支障のない人でも、病気にかかっている場合は無論のことダイビングの日の体調によってはダイビングできないことを十分理解して、体調の悪いときはダイビングを中止しましょう。また、ダイビングの予定がある時は体調を整えておくように努めましょう。
また、風邪は耳管や副鼻腔の入り口が塞がってしまうので、無理してダイビングをすると鼓膜の破裂や副鼻腔のスクィーズを起こします。風邪薬を飲んでダイビングを行うと、潜降するときは何も感じなくても、ダイビング中に身体が冷え、薬効も切れてくるため、浮上するとき耳管等が開かず、中耳内や副鼻腔内の圧力が周囲の圧力より高くなり、逆のスクィーズの形となり非常に痛むことがあります。また、他の薬も、水面下の高い圧力では思わぬ影響を及ぼすことがあります。ダイビングの前夜に飲酒すると、疲労とともに体内に残っているアルコールは心臓や神経系のパフォーマンスに著しく悪影響を与えます。睡眠不足、疲労は、ダイビング中のあらゆる事故の原因となります。スクィーズも起こりやすくなります。


身体適正(医学的適性)1

耳花系。生まれつき耳管や福鼻腔へ通じる管が普通より狭かったり、曲がったりしている人は、普通の生活ではなんら支障はありませんが、耳抜きがうまくできないため、鼓膜の破裂や副鼻腔のスクィーズを起こしやすいので、ダイビングにはあまり適しません。また、鼓膜が敗れている人や中耳炎にかかっている人は、治療が完全に終わるまあではダイビングをしてはなりません。呼吸器系。ぜんそくや肺炎等にかかったことのある人は、肺の一部に弱くなっている部位が残り、ダイビングの影響を受け、肺の一部の弱くなった部分に障害が発生することがあります。喘息や肺炎等にかかったことのある人は、ダイビングの前に専門の医師の診察を受けるべきです。
循環器系。心臓の悪い人、貧血症の人、高血圧の人は、心臓、貧血症、高血圧の病気が完治するまでダイビングは避けましょう。特に狭心症のある人は、ダイビング中の発作が命取りになることがあるので危険です。神経系その他。テンカン、糖尿病、アルコール中毒、その他意識を失う恐れのある病気は水中で溺れてしまう可能性があるので、非常に危険です。


ダイバーの条件・注意点

人は陸上生活に適した身体の構造となっていますが、一般の健康な人は誰でもダイビングが楽しめます。しかし、水中に入ることは、高い圧力を受け、高い圧力の空気を吸うことになるので、心身に大きな影響を与えます。高い圧力の空気を吸うと、心身に大きな影響を与えるため、中には、身体や過去の病気等のため、ダイビングを行うのには適していない人もいます。それではどのような人がダイバーとして適していないか、また、ダイバーにはどのような条件が必要なのでしょう。


船舶などとの衝突防止対策とエアー切れ防止対策の実施

ダイバーと船舶との衝突を避けるため、ダイビング中には国際信号書に基づくA旗を掲揚してダイビング中であることを示し、他の船舶に注意を喚起します。また、インストラクターまたは、ガイド・ダイバーは、参加者に対し浮上時には水深3メートル程度で一旦浮上を止め、水中音に注意を払うとともに、水面上を中止するよう十分指導しておきます。ボート・ダイビングの場合には、ボートの見張りは他の船舶が潜水海域にちかづかないよう注意を行います水中でタンクのエアーが切れることは、ダイバーにとって非常に危険なことですから、インストラクターまたはガイド・ダイバーは、ダイビング中またはダイビング開始前に、常に次の事項に留意し、事項の確認を行うよう参加者を指導します。残圧計を使用することと及びバディ相互間での残圧チェック。潜水前の残圧チェック。浮上を開始すべき残圧の設定及び残圧のチェック。


ダイビング計画の作成

インストラクターまたはガイド・ダイバーの管理の下でのダイビング・サービスを提供するものは、無減圧潜水を原則とする泉水計画を作成し、必要事項を一般ダイバーに対し周知徹底する必要があります。他の潜水ショップまたはリゾート施設などを利用する場合には、他の潜水ショップまたはリゾート施設などの管理者にインストラクターまたはガイド・ダイバーを含む参加者全員の氏名、年令、性別、住所、電話番号、ダイビング・サービス提供者の氏名または会社名、住所、電話番号、潜水開始日時及び終了日時、潜水場所及びコースの概要、ダイビング・サービスの種類(スクール、ボート・ダイビング、夜間ダイビング、水中写真撮影など)を連絡しておき、迅速かつ適切な救助措置が講じられるように配慮しておくことが必要です。
潜水器材のレンタル・ショップは、インストラクターまたはガイド・ダイバーが付き添っていない一般ダイバーに潜水器材を貸し出す場合には、参加者全員の氏名などとともに、潜水開始日時及び終了日時、潜水場所及びコースの概要、ダイビング・サービスの種類(スクール、ボート・ダイビング、夜間ダイビング、水中写真撮影など)について把握しておく必要があります。


バディの組合せ及びチームの編成

インストラクターまたはガイド・ダイバーの管理の下でのダイビング・サービスを提供するものは、次の要領によりバディを組合せ、チームを編成します。気心の知れたもの同士をバディにするとか、技量のレベルなどを考慮してバディの組合せを決定します。スクールまたはファンダイビングの主催者は、潜水計画の内容、水深、潜水環境の状況、参加者の技能、経験などを考慮して、インストラクターまたはガイド・ダイバーと一般ダイバーの適切な人数比を設定し、インストラクターまたはガイド・ダイバーが参加者を十分監視できるような形態でチームを編成します。


エアータンクの貸出し注意点

エアータンク(ボンベ又はシリンダ)を貸し出しているレンタル・ショップは、関係法令を遵守するとともに、レンタルを希望しているものがスキューバ・ダイビングの経験を有しておらず、かつ、インストラクターを伴っていない場合には、安全の観点からシリンダを貸し出さないようにする注意が必要です。インストラクターまたはガイド・ダイバーの管理の下でのダイビング・サービスを提供しているものは、参加希望者の健康状態または体調がダイビングに適していないと判断される場合や参加希望者の潜水技能のレベルが開催しようとするスクール又はファン・ダイビングの技能レベルに適していないと認められる場合には、技能レベルに適していない旨説明して参加を見合わせるようにする必要があります。


ダイビング実力などの確認

スキューバ・ダイビングを開始する前に、参加者に泳力テスト又はスキンダイビングを行わせ、各参加者の泳力又はダイビングの実力を把握するように勤めましょう。インストラクターまたはガイド・ダイバーは、自薦に、参加者から自分の技量について不安に感じていることなどを聴取しておき、初心者や、前回のダイビングから期間の開いているもの、高齢者、不安を抱いているものなどを運び出しておく必要があります。


健康状態、体調などの確認

インストラクターまたはガイド・ダイバーの管理の下でのダイビング・サービスを提供するものは、当該サービスの開始前に、スクール又はボート・ダイビング、ガイド・ダイビング、ダイビング・ツアー、体験ダイビングなど(以下「スクール又はファン・ダイビング」という)の参加者の健康状態及び体調を自己申告書により確認し、提出してもらった申告書は保管しておく必要があります。また、Cカード及びログブックにより参加者の潜水能力及び前回までのダイビング状況を確認します。現在、ログブックを携帯していないダイバーもいますが、今後、インストラクター又はガイド・ダイバーによるダイビング・サービスを受ける場合には、Cカード同様ログブックも携帯するよう周知を図る必要があります。


適格な者によるダイビングサービスの提供

ダイビング・サービスを提供するものは、ボート・ダイビングの場合には小型船舶操縦士などの所要の海技免状を有するものによるバーとの操縦を、ガイド・ダイビングの場合には現地の海域の状況を熟知しているものによるガイドを行わせるなどサービスの形態に応じ、必要な知識、技能、経験及び資格を有するものによりサービスを提供します。インストラクターについては、潜水指導団体からインストラクターとしての認定を受けているものであることは最低限必要な条件と考えるべきでしょう。


ダイビング環境の確認

インストラクター又はガイド・ダイバーがダイビング経験のある海域であっても、当日の状況が通常と異なる場合には、受講生又は一般ダイバーを潜らせる前に現場の状況を再度確認することが必要です。天候、気温、風浪、うねり、海潮流(速さ、方向、地形による偏流)、潮汐、海面上の視界、水中の透明度、水温、漁船の操作状況及びプレジャーボートなどの活動状況、漁網、定置網などの設置状況及び工事などの状況、危険な海洋生物の生息状況、海底の地形、海草の繁殖状況、海底の堆積物、釣りの状況などを確認する。


ダイビング環境に関する情報の収集及び提供

ダイビング・サービス提供者が、事前に次の潜水現場の環境に関する情報を海上保安庁、気象庁をはじめテレビ、新聞、雑誌などのマスメディア、漁業協同組合、リゾート施設等の関係先からそれぞれ入手し、潜水減摩の状況を把握しておくとともに、スクールの受講生又は一般ダイバーに対し、潜水現場の環境に関する情報のうち必要な事項を適切な方法(口頭、掲示板、パンフレット、図面など)により周知する必要があります。また、インストラクター又はガイド・ダイバーの管理の下に海域においてスクールの受講生または一般ダイバーを潜らせようとする場合には、当該海域におけるダイビング経験を有するインストラクターまたはガイド・ダイバーによりダイビングを行わせることが必要です。


ダイビングの必要なもののチェック

ダイビング・サービスの提供者は、提供するサービスの内容及び潜水環境の状況に応じ、ボート、A旗、ロープ、いかり、浮環、無線機、双眼鏡、拡声器等を準備し、インストラクター、ボートの操縦者又はガイド・ダイバーは開始前にボート、A旗、ロープ、いかり、浮環、無線機、双眼鏡、拡声器等のものの有無についてのチェックを行う必要があります。


バディシステムとレジャー・ダイビングへの注意

バディ潜水で注意すべきことは、バディで潜水しているからといって、バディを頼りにし過ぎる余り、安全への配慮を失い、かえって危険に陥るケースが見られるということです。バディシステムというのはあくまでも双方の精神的な拠り所というものが大きな部分を占めており、あわよくば援助が期待できるという程度に考えるべきものなのです。一般的に潜水技術に関しては、しかるべきところで潜水訓練を受け、ある程度の水準に達しさえすれば、レジャー・ダイビングを楽しむ面においては、いつでも安全に行えるのではないか、と考えている方も多いと思いますが、しかるべきところで潜水訓練を受け、ある程度の水準に達しさえすれば、レジャー・ダイビングを楽しむ面においては、いつでも安全に行えるという考えは正しいとはいえません。


潮汐

月や太陽の引力がもとで海面が動き、高くなったり、低くなるのが潮汐です。海水の水辺方向の流れが潮流であり、海面の高さの変化が潮汐で、潮流と潮汐の両者は同じ現象です。月や太陽の引力がもとで起こる海面の高さの変化が海図作成の基準となるので各地で観測されています。潮汐を起こす原因となっているのは太陽、月ですが、太陽、月の位置関係は時々刻々変わるので潮汐も時間の経過により変化します。通常、一日二回ずつ満潮と干潮が起きます。満潮と干潮の海面の高さの差が大きいところは、北アメリカ東岸、英仏海峡、日本近海では有明海湾、韓国仁川などで数メートルを越えるところもあります。


海流

海流は、海上の貿易風や偏西風、地球時点、海水の密度差などが原因となって発生するものと考えられています。日本近海においては、黒潮、親潮などの大規模な海流があります。黒潮発生する南方海上では、太陽の光が強く表層が温められプランクトンなどの生物が育つための栄養補給が十分に行われないため、海水中の浮遊物が少なく濃い藍色をしています。海水中の浮遊物が少なく濃い藍色をしているため、黒潮流域の南方諸島のサンゴ礁の海は透明でダイビングに適しているわけです。親潮は北方からの海流で、プランクトンなどの浮遊物が多いので透明度が悪く、光は表層で反射されるため緑がかって見えます。透明度が悪く、緑がかって見える代わりプランクトンなど浮遊物が多いので魚類などの宝庫といわれています。


山の高さ、水深などの基準面

海面に記載されている山の高さ、水深などの基準となるものは、それぞれ定められています。基準となるものの主なものは、海岸線、水深、山や灯台などの高さです。海面は潮の干満によって上下し、潮の干満に伴い水際も変わります。そこで海図の海岸線は、その地のほぼ最大となる海面「略最高高潮面」を基準にして描かれています。海の深さも潮の干満によって変わります。水深の場合は、満ち潮の海面を基準にすると海図上の数値のほうが実際の深さより大きくなり、船が間違って乗り揚げるので、安全上最も低くなる海面「略最低低潮面」を基準にしています。山や灯台などの高さは、潮の干満による「ほぼ最も高くなる海面」と「ほぼ最も低くなる海面」を平均した水面「平均水面」から測ったものです。


天気図の見方(低気圧、台風)

低気圧とは、まわりの気圧よりも低いところをいいます。低気圧の圏内では、気圧の高い周辺から中心に向かって風が吹き込み、中心では風が強くなっています。また、中心に吹き込んだ空気は上昇気流となって上空で雲になり、雨や風を降らせます。低気圧には熱帯低気圧、台湾坊主、温帯低気圧(通常低気圧と呼んでいます)等があります。東経180度以西の太平洋と南支那海で熱帯低気圧が発達し風速が17m/s以上となった暴風を台風といいます。台風の中心付近では風が殆どなく、雲が切れ青空が見えますが、台風の中心を台風の目といいます。また、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドなどを襲ってくるものをハリケーンと呼び、インド洋に発生するのをサイクローンといいます。また、熱帯低気圧は赤道を南北にはさんで、熱帯の海洋上で月平均気温が27度以上のところで発生します。


天気図の見方(高気圧)

離島、海上など気象データの少ない地方では、天気図の高気圧、低気圧、前線などの動き、変化などから天気を予報しなければならないことがあります。離島、海上など気象データの少ない地方で、天気図の高気圧、低気圧、前線などの動き、変化などから天気を予報するためには、天気図の記号を理解することと、気団、前線、低気圧などの基本的な性質を理解しておく必要があります。ここでは天気図に使用される記号について解説します。基本的性質として、高気圧とは、まわりの気圧よりも高いところをいいます。高気圧の圏内では、気圧の低い周辺に向かって風が吹き、高気圧圏内では一般に風も弱く良い天気です。高気圧の分類には発生源によるものがあり、大陸高気圧、小笠原高気圧、オホーツク海高気圧、移動性高気圧などがあります。


観天望気と天気図

気象観測点の少ない海上、離島などの地域的な天気は、天気図だけで予報するのは難しく、ダイビングする場所などは局地的な風、雲の動きなどの空模様を見て過去の経験に照らし天気を予報(観天望気)します。観天望気の昔からの言い伝えは、「朝焼けは雨、夕焼けは晴」「星のきらめくときは翌朝風強し」「富士の笠雲は、風が吹き出す」「月のかさ、日のかさは、やがて雨」「冬の南風は、すぐに雨になる」等があります。天気の変化を予想できるためには天気図を理解できなければなりません。天気図は、地上の広い範囲の天気の状況が一目でわかるように図示したものです。天気図には、陸上の気象観測網のデータ及び船舶から報告されたデータを元に解析し、高気圧、低気圧、前線、風速、風向、等圧線などを記入して立体的に理解できる図です。最近、テレビの天気予報では雲の動きが放映され、雲の動きに併せて天気図も書き出されるので天気の変化も理解しやすくなっています。


風、雲、気圧

海岸では海・陸風が吹くときは好天気であり、また、朝から昼にかけて風が強くなり、昼から夜にかけて弱くなるときは一般に好天気が期待されます。地域によっては特定の方向から風が吹くと天気がくずれるところもあります。いろいろの雲が層になって横たわるようになるときは天気が悪くなるか、悪くなる気候であることが多いようです。また、中層の雲が濃くなるか、雲量が急増し、雲が低くたれこみ山頂などが見えなくなれば天気は先ず悪くなると見て差し支えありません。日本周辺では気圧の変化が少なければ天気亜暗転し長く続きます。一般に気圧の効果が早いほど天候は急速に悪くなり、海上は大時化となります。特に、気圧の降下が1時間に1hPa以上になるときは台風など異常気象となる徴候と考えられます。


秋の気圧配置

9月頃になると太平洋高気圧が弱まり、一方、大陸に高気圧が現れ始め、大陸の高気圧が移動性となって東進するようになります。また、太平洋高気圧が弱まると南の海上に発生した台風も、日本近海を通過するものが多くなり、中には本土に上陸して猛威をふるい大きな被害をもたらすことがあります。また、日本付近には、梅雨前線に似た前線が停滞し雨の天気が続くことがあり、梅雨前線に似た前線が停滞し雨の天気が続くことを秋の長雨といいます。10月になると移動性高気圧が頻繁に現れ、さわやかな秋晴れの天気となり、11月には大陸の高気圧が次第に勢力を強め、気圧配置も冬型のものが次第に大きくなり、季節風が吹きはじめるようになります。


夏の気圧配置

梅雨期:春の終わりに小笠原付近の太平洋高気圧が張り出し、オホーツク海高気圧も勢力を増し。太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の接する部分に梅雨前線ができます。小笠原付近の太平洋高気圧と太平洋高気圧の接する部分にできる梅雨前線は、6月~7月の初めにかけ本那南岸に停滞し、本那南岸の上を低気圧が西から東へ次々と進み大雨や、霧が発生します。真夏期:梅雨前線が明け小笠原付近の太平洋高気圧が太平洋高気圧の勢力を強め、日本近海が太平洋高気圧の勢力圏内に入ると安定した夏型の天気となります。太平洋高気圧の圏内では亜熱帯の海上を渡る高温多湿の南よりの風が吹き、むし暑い真夏日の天気が続きます。台風は真夏日の頃から南方海上に発生しますが、台風の進み方は太平洋高気圧の周辺を回るので7月~8月頃に本那の接近はあまりない。


春の気圧配置

3月~4月になると大陸の高気圧が次第に弱くなり、低気圧の発生が多くなり、また、大陸からの移動性高気圧が頻繁に現れるようになります。大陸から頻繁に現れる移動性高気圧の圏内では風邪も弱く、穏やかな晴天となり、移動性高気圧が通りすぎた後には、低気圧が現れて天気が崩れます。大陸からの移動性高気圧や移動性高気圧が通りすぎた後の低気圧が交互に通過するため、天気も定まらないのが特徴です。
冬の終わりから春先にかけたい湾付近に発生する低気圧(台湾坊主)は、発達しながら北東に進み、低気圧(台湾坊主)の速度や発達が急速で天気の急変を起こすことが多くあります。天気の急変を起こす低気圧が発生してから24時間以内に本那南岸で大時化をおこし、三陸沖や東方海上でさらに発達して台風並の勢力になることがあるので注意が必要です。冬季に、台湾坊主が本那南岸を通過すると太平洋側にかなりの雪を降らせます。また、台湾坊主が日本海側を通過すると南よりの春の台風(春一番)をもたらし、日本海側ではフェーン現象を起こすので空気が乾燥し、火災が発生しやすくなります。


冬型の気圧配置

冬季には、中国大陸に寒気団が発達し、中国大陸の寒気団からの風は強い季節風となって西太平洋の天候に影響します。冬季の気圧配置は、西が高気圧で東に低気圧となり、西高東低の気圧配置といい、12、1、2月が時期です。大陸からの季節風は、日本近海では西~北西の風となり、日本海を渡る間に水分補給を受け、季節風が日本海の中央山脈にぶつかり日本海側に雪を降らせ、雨の天気をもたらしています。中央山脈を越える季節風は、日本海側で水分を失うとともに山脈を下るにしたがって温度が上って乾燥するため、太平洋側では乾燥した晴天となります。沖縄などの南西諸島では、季節風は北~北東の風となり、東支那海をわたる間に水分の補給を受け、東支那海をわたる間に水分の補給を受けた季節風が南西諸島付近に時雨れた冷たい天気をもたらします。
季節風が数日続くと季節風の勢力も次第に弱まり、高気圧の背後には気圧の谷ができ、気圧の谷に低気圧が発生します。気圧の谷にできた低気圧が日本海や日本の南岸を通って東進し、発達し始めると再び大陸から季節風が吹き出してきます。このような天気はほぼ7日位の周期で繰り返されます。7日位の周期で繰り返される天気は、3日位季節風が強く寒い日が続き、あとの4日位は季節風がゆるみ温暖となります。3日位季節風が強く寒い日が続き、あとの4日位は季節風がゆるみ温暖となる冬型の天気を三寒四温と言います。


天候の変化

天気は、日本周辺では西から東へ移り、熱帯地方では東から西へ移り変わりますが、天気予報に当たっては、高気圧、低気圧、前線、台風などの移動に伴う変化を考慮して予報が出されます。最近の科学技術の進歩に伴い、陸上の気象観測及び海上の船舶などの観測データだけでなく、衛星による観測も加味され、きめ細かな予報が出されるようになっています。季節の変化がはっきりしている日本周辺の気圧配置は、各季節に応じて概ね一定の型となっているので、、各季節に応じて概ね一定の型となっていることを理解していると天気の変化を知るうえに大変有効です。


都道府県漁業調整規則

都道府県漁業調整規則は、各都道府県の海域における水産資源の保護培養および水産資源の維持、漁業取締り¥、そのほかの漁業調整、漁業秩序の確立を目的として各都道府県に定められています。一般に、小型船舶を使用する各種漁業、潜水器漁業、小型定置網漁業、地びき網漁業、たこつぼ漁業、餌付け漁業などについては、知事の許可が必要です。また、漁民でないものの漁具および漁法の制限があり、次の漁法で魚などを採ることができます(実際に魚を採るに当たっては、各都道府県によって若干異なることがあるので調べることが必要です)。さおづり及び手づり、たも網、投網、やす、徒手採捕。したがって、レジャー・スキューバ・ダイビングによって魚の鑑賞はできますが、魚を採ることができません。


漁業法

漁業法は、漁業生産に関する気穂運的制度を定め、漁業を営むものおよび採捕または養殖に従事するものを主体とする漁業の調整などによって、水面を陶業的に利用し、もって漁業生産力を発展させ、あわせて漁業の民主化を図ることを目的としています。漁業法では、漁具を設置して営む漁業、一定の区域内において営む養殖および一定の水面を共同に利用して営む漁業などについて定められています。通常、ダイビングする場所は、漁業組合関係者が共同に利用して漁業する権利を持っています。


海上交通安全法と港則法

海上交通安全法は、船舶交通がふくそうする海域における船舶の交通方法を定めるとともに、危険を防止するための管制などを行い船舶交通の安全を図ることを目的としています。適用される海域は、東京湾、伊勢湾、および瀬戸内海のうち、船舶交通がふくそうする定められた海域です。船舶交通がふくそうする定められた海域において、ダイビングなどで作業を行う場合には、許可又は届出が必要です。港則法は、港内における船舶交通の安全および港内の整理整頓を計ることを目的として、出入港届、航法、危険物荷役、廃物などの陶器防止、工事などの許可などについて定められています。港内では、工事等の許可を得た場合の潜水作業はできますが、その他のダイビングはできません。


海上交通ルール

海のもっとも基本的な交通ルールである海上衝突予防法は、海上における衝突の防止のため国際規則に準拠して、航法などについて定めることにより、海上における船舶の衝突を防止することを目的としています。海上衝突予防法は、モーターボート、ヨットなどで海を航走する場合や、海から連続して航行できる港、河川、湖沼などを航走する場合に適用され、定められている主な内容は、船舶の船法、適切な見張り、安全な速力、マストなどの灯火および形象物、注意喚起信号、遭難信号などです。モーターボートなどの船舶が通行できる海域でダイビングを行う場合は、ブイなどの定められた標識を設置し、浮上したときに衝突されないように注意する必要があります。


海への理解を深めよう

今後、余暇か活動として従来から楽しまれていたヨット、モーターボート及び親水性の海水浴、潮干狩、釣りなどのマリンレジャーに加え、スキューバ・ダイビング、ウインドサーフィンなどのスポーツ型のマリンレジャーが進展することが予想されています。海は、主として船舶の海上交通及び漁業の場として利用されていましたが、今後はマリンレジャーの場としても盛んに利用されることが予想されます。海上においては衝突などの事故防止、資源の保護などを計るため、いろいろな海のルールがあります。一方、海は、穏やかな時でも潮流があり、また、気象の変化によって大時化となったり、陸上では予想もできないような状況になることがあります。より安全にスキューバ・ダイビングなどのマリンレジャーを楽しむためには、海への十分な理解が必要であります。


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